テレワークに関し総括的に理解をしたいと思い、社会保険労務士の方が書かれた「これからはじめる在宅勤務制度(中央経済社)」という本を読みました。
この本の中で、テレワークに関し、期待される効果、導入手順、発生する問題、対応策、システム構成、他社事例などについて、総括的に記載されています。
テレワークに関し、ツールやソフトウェアなどについては、多くの本が出されてますが、実際に導入するにあたって、何をしなければならないか迷う方もいらしゃると思いますが、本書では具体例をあげながら体系的まとめられているので、テレワークの導入に役立つものと考えられます。
コロナ禍により、テレワークに関して多くの本が出版されていますが、本書は2018年7月に初版が発行されたものであり、十分に準備された上で出版されたものだと考えられます。
社会保険労務士の方が書かれた本なので、本文中には実際に企業で使用できるような規定例などもも含まれています。
2020年はコロナ禍により多くの企業がテレワークを導入しており、これからテレワークを導入する企業も増えてくると思いますが、本書はテレワーク導入またはテレワークの更なる効果的な実施に役立つ1冊だと考えられます。