更新日:2021年9月30日

当事務所のDX推進における課題、進捗状況、今後の方向性は、以下の通りであります。

記載内容における将来に関する事項は、更新日現在において判断したものであります。また、DX推進における課題は、これらに限定されるものではありません。

生産性、作業効率の向上

現在、一部業務においてマクロ等を利用し、生産性、作業の効率化を図っております。
今後、RPAツール等の利用により、さらなる生産性、作業効率の向上を行ってまいります。

場所にとらわれない作業環境の構築・改善

コロナ禍による影響により、クライアント先への訪問が自由にできない、または、制限が必要となる状況が生じておりました。
一方、オンラインミーティングシステム、クラウドストレージの普及により、遠方のクライアント、メンバーとのコミュニケーション、共同作業のハードルが低くなっています。
今後もグループウェア等の活用により、場所にとらわれない作業環境の構築・改善を図ってまいります。

データ配置の最適化

現在、一部業務において、クラウドサービスを利用しております。
データを一元管理することにより、情報更新の作業量削減等の効果があります。
一方、クラウドサービスを利用する場合、データへのアクセス範囲が拡大するため、あらたな情報漏洩のリスク等が生じます。
今後、利便性及び情報セキュリティ上のリスクに対するコントロール等を考慮した上で、クラウドサービスの利用を含めた、データ配置の最適化を行ってまいります。

人材の育成

データを効果的かつ効率的に取り扱うためには、そのための知識及び経験が必要と考えております。
データをもとに適切な判断を実施するため、現在、当事務所においては統計学、データ分析ツール(RDB、BI等)に関する知識習得・拡充を行っております。また、クライアントにとって最適なシステムを提供するするため、各種システム・ツールに関する知識獲得を随時実施しております。

システムの導入・入替

定期的にシステムの見直しを行わない場合、システムの陳腐化、老朽化により生産性の低下、ひいては他社に対する競争力の低下を引き起こすと考えております。
当事務所においては、順次Windows11への移行を行ってまいります。また、業務プロセス及び使用するシステムを定期的に見直し、必要に応じシステムの導入・入替を実施いたします。さらに、ハードウェア老朽化対策、生産性向上のため、PC等の入替を実施いたします。

障害対策

当事務所では、ハードウェア障害、ネットワーク障害等に備え、データのバックアップ、ハードウェア、ネットワークの二重化等の対策を実施しています。
今後、障害による業務停止等を回避するため、BCP(Business Continuity Plan)等を整備・運用してまいります。

情報セキュリティ対策

当事務所では、情報セキュリティ関連規程の整備・運用を実施しております。
情報セキュリティ対策は、一度実施して終わりというものではなく、新たなリスクに対し、コントロールを検討していく必要があります。
新たなリスク等に対応するため、今後情報セキュリティ関連規程の整備・運用状況の見直しを、定期的に実施いたします。


菅井公認会計士事務所 所長 菅井 明