菅井公認会計士事務所(東京都渋谷区、以下 当事務所)は、このたび経済産業が定めるDX認定制度にもとづく「DX認定取得事業者」として認定されました。

DX認定制度の概要

DX認定制度とは、2020年5月15日に施行された「情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律」に基づく認定制度です。

この制度は、国が策定した指針に則り優良な取組を行う事業者を申請に基づいて認定するものです。

DX認定は、DX-Redyの状態、つまり「事業者がデジタルによって自らのビジネスを変革する準備ができている状態」というレベル感になります。

当事務所のDX推進の考え方、特徴

■あたりまえをあたりまえに

ITと聞くと、よく分からないと抵抗感をもたれる方もいらしゃると思われます。
DXと聞くと、なおさらかもしれません。

当事務所では、DXは単に業務改善(=収益拡大または費用削減)をするための手段の1つにすぎないと考えております。
DXは業務改善の手段として情報技術(IT)を利用するだけであり、これまでの業務改善のための活動とDX推進の目的は、特に異なるものではない考えております。

新たな挑戦は、新たなリスクまたはコストを生み出すため、多くの方が経験的に抵抗感をもたれるのは当然のことだと考えています。

しかし、利用可能であるものを、よく分からない、めんどくさいといって、利用することなく放置し続けた場合、企業は他社に対する競争力を失い、徐々に衰退していく可能性があります。

他社に対する競争力を維持し続けるためにも、DXを含め、企業には継続的に業務改善を行う必要があると考えています。

■リスクへの対応

ITを利用することで、これまで得られなかったメリットを享受できる可能性があります。

一方、新たな挑戦は、これまで存在しなかったリスクを生み出す場合があります。

当事務所では、メリットのみならず、新たに生じるリスク及びリスクに対するコントロールを考慮した上で、DX推進に取り組みます。

■ビジネス、IT、セキュリティのバランス

ITをより効果的・効率的、かつ安全に利用するためには、ITに関する知識のみならず、ビジネス及びセキュリティなどの知識及び経験が必要であると考えています。

当事務所では、公認会計士、システムエンジニア、情報処理安全確保支援士としての知識、経験をいかし、今回のDX認定の過程で得られた知見をを含め、DX推進に取り組んでまいります。

参考情報

DX認定制度について、詳細はこちらをご参照ください。

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